2009年10月22日木曜日

Q25.i (アイ)タイプ換気システム最大のメリットはなんですか?

A25.点検が容易でない床下で電気製品の換気扇や送風機が正常に動作しているか容易に把握をし、常に安心して使用でき る。また、オプションの浸水センサーで床下の配管水漏れ等の監視が出来ることです。(災害時による床下浸水時はファンが浸水前にタイマーの出力側電源を カットしますので、家屋の主電源の漏電ブレーカが動作しません)
※工事に関しては、配線工事は従来のVVFケーブルの電源用線のみで、常信号をコントローラーに送ることができる為、配線のトラブルを防止します。

Q24.ファンの音がうるさくなった場合は?異常センサー(タイマー)は反応しなくても明らかに今までと違う場合。

A24.異常センサーの感知範囲外での不具合になりますので、動作チェック後、明らかに異常であれば返品修理となります。

Q23.梅雨時は動くのですか?(排気)以前の場合は梅雨から夏にかけて、サマーモードで長くしていた為。

A23.梅雨時期でも排気は動作する場合もあります。気温の低い雨天時は相対湿度は高くても水蒸気量が少なくなりますので、そのような場合、排気は動作します。

Q22.センサーにほホコリが付いた場合は大丈夫ですか?

A22.床下の通常運転時のホコリ付着程度では正常に動作します。
※センサーの素子はホコリが付着しにくい構造になっています。

Q21.住宅のためには本来センサーよりもファン稼動時間が長い方が良いのではないですか?

A21.稼動時間は従来の換気時間と同じで、外気の水蒸気量の多い時間のみ排気を停止する考えです。また、あらかじめセットしている拡散型送風機は常に運転させ、通風効果を効率良く得られるように運転します。

Q20.故障センサーはどこまで反応するのですか?断線等はしないため、反応した場合はすぐに交換になるのですか?

A20.故障センサーは換気扇の動作時間内にファンが何らかの原因でロックした場合とモーターが異常に発熱した場合に反応します。また、コントローラーが異常表示をした場合、異常を感知した換気扇を特定し、不良の確認を行います。

Q19.ハイブリッドセンサーの取り付け位置は?(南側・北側の関係)

A19.センサーは外気の水蒸気量を測定しますので排気ファンの動作時に外気吸い込み側の換気口に取り付けてください。
※取り付け位置としては、排気ファンの取り付けている反対側(一般的には南側)

Q18.どのような場合にハイブリッドセンサーが感知するのでしょうか?

A18.感覚的には気温の高い7~9月の昼に雨が降ったのちに晴れて、ムシムシと暑い場合になります。(コントローラーレベル値H04~H05時)

Q17.ハイブリッドモード時のディフューザーと排気の2時間差の意味は何かあるのですか?

A17.換気(排気)時間後、フィトンチッドを排気せず、濃度を高めるためです。
※フィトンチッドがない場合、または効果がなくなった場合はマニアルモードにすれば2時間の動作差はなくなります。

Q16.パッキン工法の住宅で感知するのですか?

A16.パッキン工法の住宅には床下側のパッキン通気口にセンサー部を合わせ、設置してください。

Q15.ハイブリッドセンサーが濡れた場合はどうすればよいですか?

A15.センサーの素子部まで濡れている間は正常に水蒸気量を測定できず、排気ファンの動作が不安定になりますのでセンサーの素子が自然に乾くまでモードを停止にしてください。

※センサーケースが濡れる程度では問題ありません。
※通常の横降り雨の程度では、センサー素子は濡れないように内部の構造がなっています。

Q14.ハイブリッドセンサーは何に反応するのですか?

A14.空気中に含まれている水蒸気量の量に反応します。

Q13.システムコントローラー(SC-240)の温度設定ができない。

A13.結露モードに入っていると温度設定ができません。結露モードを解除して温度設定をしてください。

・結露モードを解除する場合
 (1)「結露ボタン」を1秒以上長く押してください。
 (2)液晶表示部の水玉マークが消灯します。

※結露モードとは?タイマーモードや温度設定とは無関係に、設定時間内で強運転のみ行うモードです。

Q12.モードの切替をしても「タイマーモード」に入らない。

A12.現在時刻とタイマー動作時刻の設定をしないとタイマーモードに入りません。タイマーの入時刻および切時刻を設定してください。

※入時刻および切時刻の設定が同じ時刻になっている場合も、同様にタイマーモードに入りませんのでご注意ください。

Q11.換気扇は何台取り付けるといいのですか?

A11.床下の状況(中基礎のレイアウト、土地の環境、床下の高さ、など)によって異なりますので、施工業者に床下の状況をみてもらうことをおすすめします。

参考)機種別換気有効面積(1坪 = 約3.3平米)
■パネル型換気扇・・・・・・5 ~ 7 坪/台
■ブロワー型換気システム・・8 ~ 10 坪/台
■撹拌型送風機・・・・・・・8 ~ 10 坪/台(306)

 
パネル型換気扇・・・・・・5 ~ 7坪/台(206)
■拡散型送風機・・・・・・・8 ~ 10 坪/台

Q10.パネル型換気扇の前面パネルサイズを教えてください。

A10.基本セット20Wは3Sとなります。
換気口の大きさにあわせてパネルサイズをお選びください。

パネルサイズ一覧表
パネル
サイズ
200×400(mm)
3S
220×480(mm)
4S
200×480(mm)
5S
250×480(mm)
※20Wには上記すべての前面パネルが取付可能。


くわしくは、こちらをご覧ください。
・床下強制換気システム工事用補助部材(パネルの種類・サイズ等)PDFファイル
・床下換気扇用特殊パネル一覧表

Q9.電気代について教えてください。

A9.電気代は、契約内容や地域によって多少異なります。

参考)地域別電気代単価
(H15年、10月)
・東京電力-22.43
円/kWh
・関西電力-19.64
円/kWh
・九州電力-21.65
円/kWh

参考)一ヶ月の電気代(関東地域)
■パネル型換気扇
(1日 5時間運転した場合)
約 42 円/台

■ブロワー型換気システム(1日 5時間運転した場合)
約 90 円/台

■撹拌型送風機(1日 5時間運転した場合)
約 90 円/台

■24時間換気サポートシステム(1日 強運転10時間、弱運転14時間運転した場合)
約 300 円


参考)一ヶ月の電気代計算式
消費電力(W)× 運転時間(h)×日数 × 電気代単価(円/kWh)

参考)計算例:パネル型換気扇(1日5時間運転した場合)
12W × 0.001 × 5時間 × 31日 × 22.43 = 約42円

Q8.タイマーを他社製のものから、SEIHO製のものに変えたいのですが大丈夫ですか?他社製の換気扇が現在付いているのですが、SEIHO製の換気扇を追加した時タイマーはSEIHO製のものを使わないといけないのですか?

A8.どちらの場合でもタイマーの負荷数によります。負荷数内でしたら基本的に大丈夫です。

※当社製タイマー ST-301、システムコントローラー SC-240(温度センサーによるON/OFF)、ハイブリッド・コントローラー HC-310(湿度センサーによるのON/OFF)負荷数は255W(AC100V)です。

Q7.換気扇の運転時間はどれぐらいがいいのですか?

A7.当社がおすすめする換気扇の運転時間は、1日、約5時間です。
時間帯はAM 10:00からPM 3:00までがいいでしょう。1日の中でも比較的湿度が低い時間帯としています。

※出荷時の初期設定値はAM 10:00 ~ PM 3:00 です。

Q6.タイマーの時間の合わせ方を教えてください。

A6.タイマー(ST-301)の場合
・液晶が消えている場合は「リセットボタン」以外を1秒以上長く押してください
 (1)「時計ボタン」を押しながら
 (2)「時ボタンまたは分ボタン」を押します

※基本操作の説明はタイマー及びコントローラーのカバー裏側に記載されていますので参照してください。

Q5.タイマー(ST-301)で、換気扇を何台まで運転できるのですか?

A5.当社タイマー及びコントローラーのモータ負荷は、最大255Wです。255W以内なら、換気扇の種類はどのような組み合わせでも大丈夫です。

例)パネル型換気扇 60Hz(14 W × 18台 = 252W
例)ブロワー型換気システム 60Hz(30W × 8台 = 240W

 機種別消費電力  50Hz  60Hz
 ブロワー型換気システム(排気型)  26W  30W
 PF-20W(排気型)  12W  14W
 PF-90R(排気型)  12W  14W
 KT-3000U/L(排気型)  12W  14W
 BF-100(排気型)  20W  18W
 撹拌型送風機  26W  30W

※当社製タイマー ST-301、システムコントローラー SC-240(温度センサーによるON/OFF)、ハイブリッド・コントローラー HC-310(湿度センサーによるのON/OFF)負荷数は255W(AC100V)です。

Q4.毎日スイッチを入れるのですか?

A4.専用タイマーによって完全自動運転しますのでまったく手間はかかりません。

Q3.雨の日も運転させるのですか?

A3.雨の日は、湿度が高いため床下の換気を行うと湿気を床下内に取り入れ逆効果という意見もあります。確かに梅雨時などは床下換気を行うことで木部の含水率が 若干上昇する場合がありますが、一年を通じてみると日々換気を行うことで確実に木材の含水率は低下(DATA FILEページ内、床下含水率データ参照)しますので心配はいりません。それよりも湿度の高い時期に床下の空気が停滞するとカビや不快害虫の温床になって しまうというマイナスがあります。動く空気は重要です。

 どうしても湿度が高い時に外気を床下に入れたくないという方には、当社ハイブリッド・コントローラー仕様のユニットをおすすめします。換気は水蒸気量を 感知して動作しますが、別制御で床下内の空気撹拌機能がありますので、雨の日で換気が行われなくとも、毎日一定時間確実に床下の空気を動かし、カビや不快 害虫の繁殖しづらい環境をつくり出します。
→くわしくはこちらをご覧ください。

Q2.万が一、床下でガスもれがあった場合、床下換気扇から引火することはありますか?

A2.ありません。モーター自体はコンデンサー誘導電動機ということでAC100Vの使用下で発火しません。
また、結線部についても分割型コネクターを採用していますので問題ありません。

Q1.商品の安全性について教えてください。

A1.当社の床下換気扇に使用しているモーターには二重安全設計が施されており万が一、モーターが過熱しても温度過昇防止装置が作動し、自動停止します。また、当社製品はすべてJET(第三者認証機関)の認証を受けて おりますので、安全かつ安心してご使用していただけます。